スマホの自動修正と予測変換:オフにする方法と、誤字をまとめて直す方法
送ったあとで気づきます。取引先の「斉藤さん」が、予測変換で「斎藤さん」になっていた。打ったはずの英語のサービス名は、自動修正で別の単語に。句読点も入れ忘れています。安心して送信を押せる設定を探しているなら、ここで全部そろいます。自動修正と予測変換の切り方、覚えてしまった変な変換の消し方、そして打ち終えた文章をまとめて直す方法です。

自動修正、予測変換、校正:誤字に関わる3つの機能の違い
キーボードの設定で誤字に関わる機能は、三つに分かれます。
- 自動修正は、打っている途中の英単語のつづりを勝手に直します。英字やローマ字で打つ名前が別の単語に変わるのは、たいていこの機能です。
- 予測変換は、打ち始めた言葉や次に来そうな言葉を候補に出し、選んだものを覚えます。変な変換や打ち間違いが何度も出てくるのは、ここに覚えられたからです。
- 校正は、書き終えた文章をまるごと見直し、誤字や句読点を直します。AIが文章全体を読んで直す機能です。
自動修正をオフにして、予測変換は残すには
勝手に単語が変わるのを止めたいなら、切るのは自動修正だけで足ります。予測変換は別のスイッチなので、候補は今までどおり出ます。
iPhone
「設定」、「一般」、「キーボード」と進み、「自動修正」をオフにします。予測変換は同じ画面の「予測」で切り替えます。
Gboard
キーボード上部の歯車から「テキストの修正」を開き、「自動修正」をオフにします。
覚えてしまった変な予測変換を消すには
一度選んだ誤変換は、予測変換に覚えられて次も上に出てきます。消し方は、覚えた内容をまとめてリセットする方法が確実です。リセットすると、覚えた言葉はすべて消えます。
iPhone
- 「設定」、「一般」、「転送またはiPhoneをリセット」、「リセット」と進みます。
- 「キーボードの変換学習をリセット」をタップし、パスコードを入れます。
Gboard
- キーボード上部の歯車から「プライバシー」を開きます。
- 「学習した単語やデータの削除」をタップし、表示された4桁の数字を入れて「OK」をタップします。
同じ画面の「自分向けにカスタマイズ」をオフにすると、これから先は新しく覚えなくなります。
人の名前や会社名は、正しい表記を辞書に登録しておくと、決めた読みで毎回その字が出ます。iPhoneは「設定」、「一般」、「キーボード」、「ユーザ辞書」、Gboardは「設定」、「システム」、「言語と入力」、「画面キーボード」、「Gboard」、「単語リスト」から登録します。
打ち終えた文章を、まとめて校正するには
書き終えた文章をAIがまとめて直す校正は、日本語に対応した新しい機種に入っています。
iPhone
iPhone 15 Pro以降のApple Intelligenceで使えます。直したい文章を選び、「作文ツール」から「校正」をタップします。同じメニューの「フレンドリー」「プロフェッショナル」で口調も変えられます。
Gboard
Pixel 9以降など、文章作成ツールに対応した機種で使えます。文章を書いたら、キーボード上部の文章作成ツールのアイコンから「校正」を選び、「使用する」をタップします。
Galaxy
Galaxy AIに対応したS23以降、Z Flip5とZ Fold5以降で使えます。文章を書いたら、キーボードのGalaxy AIのアイコンを開き、スペルと文法の修正を選んで入れ替えます。
それ以外の機種では、下線の付いた言葉や変換候補から、一語ずつ直していくことになります。
誤変換や打ち間違いが、送る前に残ってしまうのはなぜ?
自動修正は切った。変な変換も消した。それでも送る前には、読み返さずにいられません。字は合っているか、句読点は入っているか。
自動修正も予測変換も、一語ずつ当てにいきます。文全体で何を言いたいのかまでは見ていません。しかも予測変換は、正しい言葉より間違いのほうを先に覚えることがあります。GboardのGoogle Playのレビューには、こんな声があります。
頻繁に使う単語は学習せず予測変換に上げて来ないのに誤変換した単語は一回で覚える
文章をまるごと直す校正は、新しい機種だけのもの。そして校正があっても、まず一文字ずつ打ち終えなければ始まりません。急いで打った文章は、たいていこうなります。
斉藤さんお疲れ様です見積書を送りしましたのでご確認おねがいします不明点があればいつでもご連絡ください
「送りしました」を直し、「おねがいします」を変換し、句読点を入れて文を区切る。一語ずつの修正では、この手間は残ります。
打ち直さずに、誤字のない文章で送るには
Aqua Voiceなら、直したい文章を選んで「編集」をタップし、「誤字を直して句読点を入れて」と話すだけ。文章がまるごと、その場で書き換わります。さっきの文章です。
書き換わるのは選んだ部分だけで、ほかはそのまま残ります。「短くして」と言えば長い文章が数行に、「箇条書きにして」と言えば用件が箇条書きにまとまります。口調も同じように変えられます。
明日までに資料ください
これから書く文章なら、最初から話してしまうのがいちばん速い方法です。句読点が入り、漢字に変換され、「えーと」のようなつなぎ言葉も省かれた文章が届きます。「てん」「まる」と言う必要もありません。聞き取りの正確さも評判で、App Storeのレビューには「精度に関しては完璧に近い」という声があります。取引先や同僚の名前は辞書に登録しておけば、毎回その表記で入ります。
iPhoneはiOS 17以降、AndroidはAndroid 10以降で使えます。新しい機種に限りません。
iPhoneで、選んだ文章を声で直せるようにするには
iPhoneでは、Aqua Voiceはキーボードとして入ります。文章を選んだら地球儀キーでAquaに切り替え、「編集」をタップして直し方を話します。文字を打つときは、いつものフリック入力に戻ります。
- App StoreからAqua Voiceを入れて開きます。
- 案内に沿って、「設定」でAquaのキーボードとフルアクセスをオンにし、マイクを許可します。
- Aquaの設定で、話す言語を「日本語」か「自動検出」にします。
- 直したい文章を選び、地球儀キーでAquaに切り替えて「編集」をタップし、話します。マイクのセッションを始めるたびにAquaのアプリが一瞬開くので、元のアプリに戻れば、そのままキーボードから話せます。
誤字も口調も、ひと言で直せます。Aqua Voiceを入れて、次に送る文章で試してください。
iPhone版Aqua VoiceAndroidで、いつものキーボードのまま文章を声で直すには
Androidでは、Aqua Voiceはキーボードを置き換えません。入力欄をタップすると、いつものキーボードの横に小さなボタンが出ます。フリック入力も変換も、上で整えた自動修正や予測変換の設定も今までどおりで、文章を選んで「編集」をタップすれば、声で直せます。Android 10以降で使えます。
- Google PlayからAqua Voiceを入れて開きます。
- 案内に沿って、ユーザー補助とマイクを許可します。
- 話す言語を「日本語」か「自動検出」にします。
- 直したい文章を選び、「編集」をタップして直し方を話します。新しく書くときは、キーボードの横のAquaボタンをタップして話し、チェックマークで確定します。
キーボードはそのまま、誤字直しは声で。Aqua Voiceを入れて、次に送る文章で試してください。
Android版Aqua Voiceパソコンでも、誤字を直さずに書くには?
MacやWindowsで書くなら、日本語に強いTypelessがおすすめです。思いつくまま話すだけで、言い直しや「えーと」が消え、句読点と段落の整った文章になるので、誤字を直す手間もありません。
次に書くメールで試してください。
Mac・Windows版Typeless



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