音声入力で句読点を入れる方法:iPhoneとAndroidの言い方と設定
LINEの返信を音声入力したら、画面に出たのは「、」も「。」もない一続きの文。試しに「まる」と言ってみたら、今度は「まる」という文字がそのまま入りました。iPhoneとAndroidで句読点や改行を声で入れる言い方と設定、そして句読点を口にしなくても整った文章で入る方法をまとめます。

音声入力で句読点や改行を入れる言い方
句読点は、入れたい場所で記号の名前を言えば入ります。ただし言い方はiPhoneとAndroidで違います。iPhoneの「てん」は「、」になりますが、Gboardで「てん」と言うと「10」と入ります。自分のスマホの列を見てください。
| 記号 | iPhone | Gboard・Galaxy |
|---|---|---|
| 、 | 「てん」「とうてん」 | 「とうてん」 |
| 。 | 「まる」 | 「くてん」「まる」 |
| ? | 「はてな」「ぎもんふ」 | 「はてなまーく」「ぎもんふ」 |
| ! | 「びっくりまーく」「かんたんふ」 | 「びっくりまーく」「かんたんふ」 |
| 「 」 | 「かぎかっこ」「かぎかっことじ」 | 「かぎかっこ」「かぎかっことじ」 |
| ( ) | 「かっこ」「かっことじ」 | 「まるかっこ」「まるかっことじ」 |
| 改行 | 「かいぎょう」 | 「あたらしいぎょう」 |
| 段落を変える | 「あたらしいだんらく」 | 「あたらしいだんらく」 |
iPhone、Gboard、Galaxyで句読点を入れる設定
声の調子や間から句読点を自動で入れる機能は、スマホによってあるものとないものがあります。お使いのキーボードの手順を見てください。
iPhone
iPhoneには「自動句読点」があり、オンにすると話の区切りに「、」「。」「?」が入ります。表の言い方も一緒に使えます。
- 「設定」、「一般」、「キーボード」と進みます。
- 「音声入力を有効にする」と「自動句読点」をオンにします。
- 入力欄でキーボードのマイクをタップして話します。文の終わりで一呼吸おくと、「。」が入りやすくなります。
Gboard
Pixel 6以降は、Gboardの「高度な音声入力機能」が日本語でも句読点を自動で入れます。キーボード上部の歯車、「音声入力」と進み、「高度な音声入力機能」をオンにします。Pixel 11シリーズでは同じ画面で「AI音声入力」を選ぶと、つなぎ言葉も省かれます。
そのほかのAndroidのGboardには、日本語の句読点を自動で入れるスイッチがありません。表の言い方で入れます。
- 入力欄をタップし、キーボード上部のマイクをタップします。
- ひとまとまり話すごとに「とうてん」「くてん」と言います。
- 行を変えたいところで「あたらしいぎょう」と言います。
Galaxy(Samsungキーボード)
Galaxyでは、音声入力にGoogle音声入力を選ぶと、表の「Gboard・Galaxy」の言い方が通ります。
- 「設定」、「一般管理」、「キーボードリストと初期設定」、「Samsungキーボード」、「音声入力」と進みます。
- 「Google音声入力」を選びます。
- 入力欄でマイクをタップし、句読点を言葉で入れながら話します。
「まる」が記号にならず、文字のまま入るのはなぜ?
記号の名前が文の流れに溶けると、キーボードはそれを記号の指示ではなく、ふつうの言葉として聞き取ります。Gboardでは「とうてん」が「当店」に、「かいぎょう」が「改行」という文字に、「まる」がそのまま「まる」になりがちです。GboardのGoogle Playのレビューにも、こんな声があります。
音声入力の時のコマンドも全く反応しない。送信、または送信して等ワードを発声してもそのまま文字入力される
記号の名前は、文を言い終えてから一拍おき、区切ってはっきり言います。Gboardでは「まる」より「くてん」、「かいぎょう」より「あたらしいぎょう」のほうが記号になりやすい言い方です。
句読点を声で言いながら話すのが、こんなに疲れるのはなぜ?
言い方は覚えました。句読点も入るようになりました。それでも話しているあいだ、頭は二つのことを同時に追いかけます。何を言うかと、どこで「とうてん」と言うか。
由美さんに、遅れることを伝えてお店を確かめたいとします。Gboardで句読点まで声で入れると、こう話すことになります。
由美さん とうてん 10分遅れます くてん 先に始めていてください くてん お店は前と同じですか はてなまーく
三つの短い文に、記号の名前が四つ。
途中で時間を確かめようと黙ると、マイクはもう止まっています。Gboardのレビューには「すぐ音声入力が止まってしまう」と書かれ、文の途中にはさまる半角スペースにも「何より謎のスペースが入れられるのが欠点。」という声が上がっています。iPhoneの自動句読点も、入る場所は間の取り方しだいです。
句読点を口にしなくても、整った文章で入る音声入力は?
Aqua Voiceなら、いつもの話し方で話すだけで、「、」「。」「?」が入り、漢字に変換された文章が届きます。記号の名前を言う必要はありません。句読点は話の間ではなく、文の意味で入ります。さっきの由美さんへの返信です。
由美さん10分遅れます先に始めていてくださいお店は前と同じですか
話し終えたら、もう一度タップして止めます。「えーと」「あの」のようなつなぎ言葉は省かれ、文法も整います。
由美さんあの資料なんですけどえーと木曜日の午後に送るので見ておいてもらえますか
届いた文章を変えたくなったら、その部分を選んで「編集」をタップし、「もう少し丁寧にして」「短くして」と話せば書き換わります。人の名前や仕事の言葉は辞書に登録しておけます。
打ち終えた文に句読点をまとめて入れる方法は、句読点を自動で入れるキーボードの記事にまとめました。
Aqua Voiceの公式サイトには、使っている人のこんな投稿が載っています。
音声入力をAqua Voiceに変更。 入力が2倍近く早くなりました! 続けて喋っても入力精度がとてもよく、文末の「。」や登録できるのも便利です。
iPhoneで、句読点を言わずに話せるようにするには
iPhoneの自動句読点は間の取り方で入る場所が変わり、話したことはそのまま文字になります。Aqua Voiceは話の中身から句読点を入れ、言いよどみも整えます。iPhoneではキーボードとして入るので、話すときだけ地球儀キーで切り替え、文字を打つときはいつものフリック入力に戻ります。
- App StoreからAqua Voiceを入れて開きます。
- 案内に沿って、「設定」でAquaのキーボードとフルアクセスをオンにし、マイクを許可します。
- Aquaの設定で、話す言語を「日本語」か「自動検出」にします。
- 入力欄で地球儀キーを押してAquaに切り替え、マイクをタップして話します。マイクのセッションを始めるたびにAquaのアプリが一瞬開くので、元のアプリに戻れば、そのままキーボードから話せます。
「てん」も「まる」も言わずに、句読点の入った返信を。Aqua Voiceを入れて、次のメッセージで試してください。
iPhone版Aqua VoiceAndroidで、いつものキーボードのまま句読点つきで話すには
Androidでは、Aqua Voiceはキーボードを置き換えないので、使い慣れたキーボードはそのままです。入力欄をタップすると、いつものキーボードの横に小さなボタンが出ます。フリック入力も変換も今までどおりで、話したいときだけそのボタンを押します。Android 10以降で使えます。
- Google PlayからAqua Voiceを入れて開きます。
- 案内に沿って、ユーザー補助とマイクを許可します。
- 話す言語を「日本語」か「自動検出」にします。
- 入力欄をタップし、キーボードの横のAquaボタンをタップして話し、チェックマークで確定します。
「とうてん」「くてん」を言うのは今日で終わりに。Aqua Voiceを入れて、短い返信から試してください。
Android版Aqua Voiceパソコンでも、句読点つきの文章を声で入力するには?
パソコンでも文章を書くなら、Typelessが向いています。Mac、Windows、Linuxで、キーを押しながら話すだけで、句読点と改行の入った文章がどのアプリにも入り、「えーと」や言い直しは消えます。思いつくままに話しても段落や箇条書きに整い、日本語と英語が混ざってもそのまま書き起こされます。
次のメールは、打たずに話して仕上げてみてください。Typelessはパソコンで無料で試せます。
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